オプタテシケ

山名・標高	富良野岳１９１２Ｍ　三峰山１８６６Ｍ　　上富良野岳　１８９３Ｍ　上ホロカメツトク山　１９２０Ｍ　十勝岳　２０７７Ｍ　　美瑛岳　2052M　　ベベツ岳　１８６０Ｍ　　美瑛富士１８８８Ｍ　　オプタテシケ山　２０１３Ｍ
登山日	０９年７月６日(月）　　７月７日(火）　　７月８日（水）強風・視界5m　７月９日（木）強風・視界5m　　　７月１０日(金）
登山コース	７月６日　旭川空港(13:00)・・美瑛・・望岳台・・十勝岳温泉・凌雲閣(15:30)　　７月７日　十勝岳温泉登山口(4:45)→上ホロ分岐(6:00)→富良野岳分岐(8:00/8:10)→富良野岳(8:45/9:00)→富良野岳分岐(9:25/50)→三峰山(10:50)→上富良野岳(11:50/12:10)→上ホロカメツトク山(12:25/12:30)→上ホロ避難小屋(12:50)　　７月８日　上ホロ避難小屋(5:35)→大砲岩→十勝岳(6:50)→美瑛分岐(9:10)→美瑛岳→美瑛分岐(9:45)→美瑛富士分岐(10:20)→分岐(10:50)→美瑛富士避難小屋(11:00)　　７月９日　美瑛富士避難小屋(5:25)→ベベツ岳(6:40)→オプタテシケ山(8:05/8:45)→ベベツ岳(9:55/10:05)→美瑛富士避難小屋(10:50/12:10)→美瑛富士分岐(12:40)→美瑛富士（1866M地点）→美瑛富士分岐(13:30)→美瑛岳分岐(14:40)→ボンビ沢(15:30)→雲ノ平分岐(16:45)→吹上温泉・白銀荘駐車場(17:50/18:00)・・十勝岳温泉・ﾊﾞｰﾃﾝかみふらの(18:20)　　７月１０日　ﾊﾞｰﾃﾝかみふらの(7:50)・・美瑛・・旭川空港(8:50)
メ　モ	7月9日　3時半ごろ起床し屋外へ出ると、雨は止んでいるが完全にガスの中で依然風は強い、予定通りオプタテシケまでピストンすることにして早立ちの準備をする。オプタテシケ山ピストンの夫婦ずれは4時ころ出発、8人の団体はトムラウシの手前の三川台までの行程で4時半ころ出発する。私達は餅入りｶﾚｰﾗｰﾒﾝの朝食を食べ、風が強いので雨具上下を着けてｱﾀｯｸｻﾞｯｸの軽身で5時半ころ出発する。地糖とｷﾊﾞﾅｼｬｸﾅｹﾞの中を少し歩くとゴロ岩の登りとなる。視界が悪いので、慎重にﾍﾟﾝｷﾏｰｸを探しながら石垣山から延びる稜線へと登る。稜線は風が強い。風の方向が昨日と反対の西側（左）から吹いている。1時間20分ほどでなだらかな山頂と思えないベベツ岳に着く。ｷﾊﾞﾅｼｬｸﾅｹﾞ、ﾁﾝｸﾞﾙﾏ、ｴｿﾞﾉﾂｶﾞｻﾞｸﾗなどのお花畑が広がる・・少し下り登り返し岩峰を登ると8人の団体が風を避けて休憩している。ｶﾞｲﾄによるとｵﾌﾟﾀﾃｼｹはもう直ぐとのこと。私達も少し休憩を取り一登りで8時過ぎにオプタテシケ山頂に着く。山頂も依然風が強くガスの中で視界不良・・・しかし先ほどから時々ガスが飛び視界が開け青空が見える・・・ガスの晴れ間から瞬間的に南西に美瑛岳や上ホロが見える。カメラのスイッチを入れるとガスで隠れる・・・休憩をしながら晴れるのを待つが・・・40分程で諦め避難小屋へ引き返すことにする。依然風は強く視界は不良・・・避難小屋でゆっくり昼食を食べ、下山に向けてパッキングをする。12時過ぎに重い荷物（食料が減ったのに容積、重量とも減っていない。濡れてむしろ重い）を担ぎ避難小屋を出発する。途中美瑛富士分岐で小生の思い込みで美瑛岳の右側をまいて行くところを、更に右側に進路を取り美瑛富士に登ることになる・・・殆ど高低差のない行程のはずが登りになってくる。分岐で方向を間違ったことに気がつく・・・標高1866m地点で休憩をとり地図を確認するとやはり美瑛富士に登っている。山頂は直ぐ(標高差20mほど）の様に思えるが、視界が悪いので登頂を諦め分岐まで引き返し、道標を確認し望岳台方向へと進む・・約50分のﾛｽ！！！雪渓やゴロ岩を幾つか越え美瑛岳分岐に着く。予定より大幅に遅れている。ボンビ沢への下りは今日一番の急な下り・・・視界が良くなりボンビ沢が見えている。増水を心配した沢を無事渡渉し・・・雲ノ平分岐へと向う、下方に望岳台や白金温泉の建物が見えているが疲れた体には遠い・・・やっと雲ノ平分岐に着き休憩・・・皆んな可なり疲れている。朝出発してから11時間以上たっている。下山口の白銀荘まで後1時間・・・しかしここからが遠い・・・やっと18時前に全員無事に白銀荘駐車場に下山する。13時間近い行程になってしまった。ﾊﾞｰﾃﾝかみふらのの温泉で汗を流し、美味しい十勝牛の石盤焼きと十勝ﾜｲﾝで乾杯。　7月10日　10時発のAIRDOで旭川空港から羽田へ向う。今回は後半が悪天候となり、特に風が強く辛い山歩きとなった。翌週17日美瑛岳、トムラウシ山で強風と雨のため10名の遭難（死亡）が確認された。富良野岳