燧ケ岳10

山名・標高	燧ケ岳（柴安嵓）　　２３５６Ｍ　　　　俎嵓　　２３４６Ｍ
登山日	１０年１０月２４日(日）　　　時々
登山コース	桧枝岐民宿あづま(5:30)・・尾瀬御池P(5:55)→広沢田代(6:40/50)→熊沢田代(7:35/45)→俎嵓(8:50/9:10)→燧ケ岳山頂（柴安嵓）(9:30/10:10)→俎嵓(10:30/35)→熊沢田代(11:50/12:10)→広沢田代(12:45/50)→尾瀬御池(13:40)・・・桧枝岐・燧の湯・・・西那須野塩原IC・・新松戸(21:20頃）
メ　モ	今回の山旅の最終日、早朝5時30分頃民宿あづまをﾊﾟｼﾞｪﾛで出発して御池に向う・・まだ外は暗いので慎重に運転する。途中の撮影ｽﾎﾟｯﾄで数人がカメラを構えて日の出を待ち構えている。尾瀬御池駐車場には30台ほどの車が駐車しており数組が登山口へと出発して行く・・・まだ薄暗く寒いが出発することにする。燧裏林道に入って直ぐ燧ケ岳への道標に従い左の木道に入る・・5年前にはひどい泥濘道だった所は木道になり歩きやすい・・・滑りやすい木の根や岩の急登を慎重に登って行く・・若い連中が数組追い抜いて行く・・やっと傾斜が緩くなり前面が開け、草原の中に池糖が点在する広沢田代に着く。フリスを脱ぎ休憩していると百名山を目指している茨城・東海村のＨさんが来る。枯葉色の草原の中の木道をＨさんと山談義をしながら燧ケ岳へと向う。木道の周りには枯れたキンコウカが群生している・・黄色に染まった夏の草原が目に浮かぶ・・ピークを右から巻きながら登って行くと前面になだらかな燧ケ岳(俎嵓)と二つの池のある熊沢田代に着く・・前、後どちらを見ても木道の周りに枯葉色の草原（湿原）が広がり晩秋を感じる・・更に進むと俎嵓への登りが始り・・・更に沢状のガレバの長い登りになる・・・ガレバを抜けると後方に熊沢田代、大杉岳から会津駒へ連なる稜線が見えてくる・・・一登りで岩の積み重なる石の祠のある俎嵓に着く。下方には尾瀬沼、その後方には日光連山が・・曇り空だが視界は良好・・風は冷たい・・更に目の前に同じ様なピークの柴安嵓（燧ケ岳）が・・鞍部まで下り登り返して柴安嵓に予定より30分ほど早く着く。十人余りが休憩している燧ケ岳山頂からは尾瀬沼、池糖の点在する枯葉色の尾瀬ヶ原、日光連山、至仏山、武尊、苗場、平ヶ岳、越後駒など、幸運にも雲海の上に富士山も見える・・・チョット寒いが360度の最高の展望が迎へてくれる。風を避けて岩陰で軽い食事をとる。Ｈさんと世間話や山談義をしながら俎嵓へ引き返し慎重にガレバを下り・・・熊沢田代で昼食休憩後、広沢田代を経て御池に下る。Ｈさんと御池駐車場で別れ紅葉の中を桧枝岐へ、燧の湯でサッパリとして帰路に・・・西那須野ICから大渋滞の東北道を走る・・曇りとは云え３６０度の展望に恵まれ、また波長の合った友と出会った楽しい山歩きの１日であった。　　尾瀬沼１０へ