那須岳２０１４

山名・標高	那須岳（茶臼岳）　１８９８Ｍ
登山日	２０１６年６月１日(水）　２日(木）
登山コース	6月１日：新松戸（4:50頃）・・東北道・・黒磯・板室IC・・板室温泉・・沼原池駐車場(7:40頃/8:15)→沼原湿原(8:30)→近道分岐(8:53)→日ノ出平分岐(9:03)→1540H展望地(10:05/15)→沼原・三斗小屋分岐(姥ヶ平下）→姥ヶ平・ひょうたん池分岐(10:40)→ひょうたん池(10:48/55）→姥ヶ平・ひょうたん池分岐→姥ヶ平→牛ヶ首（11:30)→姥ヶ平・ひょうたん池分岐(11:50/12:25)→姥ヶ平下(12:36)→沼原・三斗小屋分岐(13:22/35)→三斗小屋温泉・煙草屋(13:55）(泊）　　6月2日：三斗小屋温泉・煙草屋(7:45)→沼原・三斗小屋分岐(8:06)→姥ヶ平下分岐(8:54/9:00)→1540H展望地(9:07/15)→日ノ出平分岐(10:06)→近道分岐(10:17)→沼原湿原(10:40)→沼原池駐車場(11:15/25)・・板室温泉・グリングリン(11:40/12:40)・・黒磯・板室IC・・東北道・・新松戸(16:40頃)
メ　モ	インタネットの「栃木からの山旅」を見ると那須・白笹山～南月山のシロヤシオ、石楠花、ミネズ桜が見頃だとの情報があるので天気予報を確認して三斗小屋温泉１泊で1日目：沼原池駐車場～白笹山～南月山～茶臼岳～三斗小屋温泉　2日目：三斗小屋温泉～隠居倉～三本槍岳～朝日岳～姥ヶ平～沼原池駐車場を歩く計画を立てた。前日、妻の希望の三斗小屋温泉・大黒屋に電話したら満員とのことで、煙草屋に泊まることにした。当日新松戸を5時前に車で出発した。東北道を順調に走り7時40分頃に沼原池駐車場に到着したが車が数台止まっているのみで、強風が吹いていて寒い・・南月山からの稜線の風の通り道が心配になる。沼原辺りで風を感じない時にも南月山～牛首～峰ノ茶屋跡は強風が吹き抜けているのに・・・地元の男性3人のｸﾞﾙｰﾌﾟが到着して「稜線は強風が吹いていて吹き飛ばされることがあるのでﾙｰﾄを変更した方がいい」また、「昨日、白笹山と三斗小屋の近くで熊の出没の情報があるので注意するるように」ｱﾄﾞﾊﾞｲｽされ爆竹を二個手渡された。今日のﾙｰﾄを思案している間に時間が過ぎる。日帰り登山だと白笹山、南月山ﾋﾟｽﾄﾝでもいいのだが・・ﾋﾟｽﾄﾝして駐車場に戻り三斗小屋まで行くのは時間的には無理があるので、思案の末、風の影響を受けない姥ヶ平から牛首を目指し、そこで再度判断することにして沼原湿原に向かって出発した。湿原の周りには白いズミの花が咲いていた。湿原からの緩やかな登り道は新緑の唐松や広葉樹が気持ちいい。右からの駐車場からの近道と合流し、背丈の高いｸﾏｻﾞｻとﾀﾞｹｶﾝﾊやｶｴﾃﾞの登山道を登って行く。日ノ出分岐の道標を過ぎロープのある急な滑りやすい道を慎重に通過し、勾配のきつい道がしばらく続く・・道端には白いﾏｲｽﾞﾙｿｳやﾋﾟﾝｸのｲﾜｶｶﾞﾐ、白いﾂﾏﾄﾘｿｳが見られる・・登り切ると谷を挟んで前方に隠居倉～朝日岳～茶臼岳～牛首の稜線が開けるが、雲が早い速度で流れ、茶臼岳中腹の噴煙の向きが頻繁に変わっている。風が茶臼岳に向かって吹き上げている。開けた雄大な景観を眺め一休憩。少し下って三斗小屋分岐（姥ノ平下）を左に見送り、更に登返して行く・・所々にﾋﾟﾝｸの色の濃いﾄｳｺﾞｸﾐﾂﾊﾞﾂﾂｼﾞが見られる。姥の地蔵のある分岐から木道をひょうたん池に向かう。木道の周りにはﾋﾟﾝｸのｲﾜｶｶﾞﾐが群生している。新緑のひょうたん池から茶臼岳を眺める。風が強く池に波が立っているので逆さ茶臼岳は形が崩れている。姥ヶ平周辺にも誰一人いない。今日は駐車場で地元の3人連れに会ったのみ・・ガレバを前方に茶臼岳を眺めながら牛ヶ首へと登って行くが吹き上げる風は強く吹き飛ばされそうだ・・これ以上は危険なので牛首手前で姥ヶ平へ引き返すこととした。姥ヶ平へ引き返す途中、地元の男性2人連れが登ってきたので言葉を交わし別れる・・姥地蔵の所で昼食を食べていたら、先程の2人連れも引き返してきたので那須や日光などの栃木の山の情報を聞きながら過ごした。時間に余裕があるのでゆっくり姥ヶ平下から右に下り三斗小屋へ向かった。広葉樹の新緑と笹竹の道を・・鈴を鳴らし、笛を吹きながら・・沼原分岐で峰の茶屋跡からの道と合流し・・20分程で古い建物の三斗小屋温泉に14時前に着いた。@18,00０円/2人の宿泊代を支払い襖で仕切った個室に通された。部屋は気温が低く寒い・・今夜の宿泊客はｷｬﾝｾﾙが多く7名とのこと・・隣の大黒屋も空いている様子・・大倉山や流石山側の展望が開けた露天風呂に入り16時30分からの夕食を待った。明日は風が弱くなり牛首から南月山～白笹山ﾙｰﾄを願ったが、夜は更に風が強く唸っている。→翌日